北水会

　大正3年、第1回卒業生から組織され、大正15年に「北水会」という名称になりました。北水会の名前は、日本書紀から引用されています。

　日本書紀巻11、仁徳天皇の条に

冬十月、宮の北の郊原のを堀りて南水を引きて以て西海に入る。因て以て其の水を号なづけて堀江と曰ふ。また北河の澇こみを防がんとして以て茨田堤まんだのつつみを築く。（原文は漢文）

とあります。

　この「南水」とは大和川を指し、「北河」は淀川を指します。大和川の「南水」に対し、淀川は「北水」と称することができ、河北高女の出身者の多数は淀川流域の在住者であることから、淀川にちなんだ名がふさわしかろうと言うことでした。
　また時節柄、「北水」の対語は「南山」で、つまりは「吉野山」を意味し、また「南木」の対語と考えてもよく、これは「楠木」に通じると、近くの四條畷神社の関係で楠氏とのかかわりも考えられていたようです。
　更には単純に、北河内の地に設けられた「河北高女」の同窓会であるから、河北を北水とよびかえたものととってもらっても結構ということでもありました。
　そして北水は、北から陽の方向である南に流れる。北水会の将来の発展もかくあれかしとの願いがこめられての命名でした。

日頃のご支援に感謝して

北水会　会長
奥田　二三夫（全日制22期）

　この度10年の長きにわたり会長を務めてこられました北村前会長の後を継ぎ大任を仰せつかりました高校22期の奥田二三夫です。私が３万人を越える組織の代表が務まるか不安ではありますが、会員・理事・役員の皆さま方のご協力得て母校発展と北水会隆盛のために全力で取り組んで参りたいと思っております。

　北村前会長は北水会設立100周年記念事業を成功に導かれ、また会員相互の交流親睦をはかる「サロン・ド・北水」を立ち上げられるなど北水会活動の充実を図られました。また母校の教育活動の支援のために「北水文庫」を創設され、学校からたいへん感謝されています。そして寝屋川高校110周年定時制70周年記念事業では実行委員長としてその遂行にご尽力されました。

　私は平成元年から15年母校で保健体育の教員として奉職しました。その間、文武両道に励む寝屋川高校生の頑張りを見て頼もしく思い、また寝屋川高校に対する世間の高い評価と期待をひしひしと感じておりました。その母校を支えていくことが北水会の果たすべき役割と思っております。

　北水会は令和6年に設立110周年を迎えます。北水会の様々な活動は会員の皆さまのお力添えがなければ成り立ちません。改めましてご支援ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げましてご挨拶とさせていただきます。

令和4年4月

　卒業生の中からクラス幹事を各クラス2名を選び、その中からさらに3名選出し、学年理事になってもらいます。そして組織、事業、広報の各委員会にそれぞれ1名ずつ所属していただくことになります。

北水会　事務局

〒572-0832
大阪府寝屋川市本町15番64号
電話：072-822-8751
FAX：072-814-7173
事務局開局は毎週水曜日10:00～16:00

お問合せはこちら

寝屋川高校の正門を入ってすぐ左、北水別館2階に事務局があります。
北水会は卒業生のみなさんのご活躍や学校の様子を会報等を通じてお知らせしたり、在校生が気持ちよく学び、育んでゆける教育環境作りのお手伝いをしております。

年会費・協力金の納入のお願い

　皆さまから納めていただく年会費・協力金は主に、会報の作成・発送費（全会員へ）、卒業記念品費、通信費、事務局活動費などの同窓会活動に使わせていただいております。北水会発展のため皆さまの更なるご支援・ご協力をお願い申し上げます。

　平成28年度より年会費の金額は￥3,000になっております。コンビニ振込も導入いたしましたので是非ご利用下さい。

　コンビニからの振込は、毎年7月にお送りしています北水会報の封筒にコンビニ振込の専用用紙を入れております。こちらの用紙は期間限定（7/1～9/30）で、金額等の訂正はできません。また、住所変更等の通信には使えません。

　郵便局からの振込は、同封の郵便局専用の払込用紙をお使いいただくか、郵便局窓口で払込用紙に金額（自由記入）を記入して下記までご送金願います。

不明な点がありましたら、事務局にお問合せください。